「世界中の女性たちを、真珠で輝かせたい」。真円真珠の養殖に成功したばかりの頃、御木本幸吉が発したこの言葉は、当時の人々にとって見果てぬ夢への呟きのようにしか聞こえませんでした。しかし、やがて幸吉が生み出した真珠の持つ上品な美しさは世界中の女性に認められ、夢とされた彼の願いは現実のものとなり、「MIKIMOTO」の名は世界中に広まって行ったのです。
美しいものに鋭敏な感覚を生まれ持っていた幸吉は、一人のジュエラーとして心から愛し、夢を託した真珠に、生涯情熱を注ぎ続けました。