ヨーロッパを範とし、独自のスタイルを創出。 パールを主軸に本格的なジュエラーとして芽生え、高度な技巧と意匠を世界に求めたミキモト。当時の作品は、ヨーロッパからのアール・ヌーボーやガーランド・スタイルを享けつつも、桜などのモチーフで「和」のテイストを感じさせます。
また、技巧として、すでにこの時期、小さな真珠を隙間なくセットするケシ定めや、地金の縁に繊細な粒状細工を施すミルグレーンなどの、高度な技法も見受けられます。