1920年代、ヨーロッパからの技術と意匠の流入は戦争の影響で滞り、技巧の熟練を促された時期。クラフトマンたちは、ミルグレーンやケシ定めといった高度な技を完全にマスター。小さな角型にカットした宝石を隙間なくレール留めにするカリブル留めやレースワークも導入され、その細やかな技法の数々は「ミキモトスタイル」を結実させる基盤となっていきました。