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ミキモトは真珠のオリジネーターであるからこそ、自分たちの創る真珠のクオリティを頑なに守り続けなければならないと考えています。 真珠の形や大きさだけではなく、色、光沢、マキ(真珠層の厚さ)、キズなど、ミキモト独自の評価基準を設け、厳しく見極められた末に残る一割に満たない最高品質の真珠だけをミキモトパールと呼び、誇りを持って皆さまにお届けしています。 |
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英虞湾で育まれた真珠は、採取後、北向きの光(最も安定しているのは朝10時頃である)に向かって、光沢や色による選別が慎重に行われる。さらに孔明けを行い、粒ごとの色や形の調和を見分けながらネックレスに組まれていく。 |
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だが、ただ並べれば良いわけでは決してない。この工程は連組と呼ばれ、クリエイティブな審美眼が求められる極めてアーティスティックな仕事なのだ。なかでもミキモトパールの最高品質を意味する“ベスト・オブ・ザ・ベスト”のネックレスを手がけるには大変な熟練を要する。安立民佳(あだち・みか)は、それを受け持つことができる数少ないクラフトマンのひとりだ。 |
| 「形、キズ、色、光沢を考慮しながら、全体の調和を図っていきます。その時に大切なのは連相。つまりネックレスになった時の表情です」。集中すると真珠が語りかけてくるのを感じる、と安立は語る。一粒一粒、個性の違う真珠の声を聞き分けながら、連なりを組むことで新たな個性が創りだされていく。その繊細なセンスが、真珠に気品をもたらすのである。 |
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