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ミキモトは創業当初よりデザインに重きを置き、早くから多くの人材を渡欧させ経験を重ねさせました。そこに日本古来の形象や描線、細工技術を加味しながら、現在も受け継がれるミキモトのスタイルが確立。身につけることで引き出される表情や、より華やかな美しさを醸すミキモトのデザインコンセプトは、時代を紡ぐことを永遠の命題としながら今日も洗練を繰り返しています。 |
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| ジュエリーの物語は一枚のデザイン画から始まる。デザイナーはジュエリーが立体となった姿にイメージを馳せ、それを丁寧に描いていく。「デザイン画は筆で描くのが伝統的な手法であったように、単なるイメージ図ではなく、細密画に近いものになります」。 |
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デザイン部長、矢島友博(やじま・ともひろ)にとってのデザインは、それを形にするクラフトマンとの共同作業抜きにはありえない。クラフトマンがデザイナーの持つ感性を理解し、技術を駆使するコラボレートがあって、初めてジュエリーの物語は紡ぎだされていくのである。 |
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矢島は言う。「デザインにクオリティを与えるためには、当然のように貴石の性質や付け方といった特性や技術を徹底的に理解する必要があります。でも、それに捕われないこと。伝統を継承しつつも革新を求める心が大切です」。日本の歴史、文化の持つ造型感に惹かれるというクリエイターが思い描くイメージの中に、今も明日に続くミキモトスタイルが育まれている。 |
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