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ミキモトの創作活動は、日本最初のジュエリーデザイナーといえる淵江寛と6名のクラフトマンによって始められました。カリブル留めや透かし、腰張り、肉付け、そして、ミルグレーンなどの高度な技法が取り入れられ、切磋琢磨を繰り返しながら、ジュエラーとしての表現力を高めてきました。大きく流麗なフォルムから精緻なディテールまで、ミキモトの追い求める美のスタイルには、今も一貫したクラフトマンシップが生き続けています。 |
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| ブローチ、ネックレス、イアリングなど、リング以外のジュエリーは“柄物”と呼ばれる。柄物製作に携わるクラフトマンは、デザインに立体としての命を吹き込んでいくダイナミズムと、細部に繊細な技工を込めていく緻密さの両方を完璧にこなすことが求められる。臼倉信吾(うすくら・しんご)は、この柄物の世界に魅せられたクラフトマンの一人だ。デザイナーが描いた正面と側面からの細密画を見ながら、彼は頭の中でその立体をイメージし、いちから造形を組み立てて行く。 |
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彼は、身につけてもらう以外にも、美しい工芸品として愛でてもらえるような次元を目指している。だが、なによりもジュエリーを身につける人への、細心の心遣いにこそミキモトスタイルがあると語る。 |
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感性と熟練した技が育むミキモトスタイル。「そんなミキモトスタイルを理解してから、本当のクラフトマンの修業が始まるのかもしれません」。ミキモトのクラフトマンならではの、これこそが哲学といっていいだろう。
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