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ミキモトのネックレスの歴史

ネックレス 華麗な美しさの秘密

〜ダイアモンドから真珠へ、ホワイトからゴールドへ。
真珠の種類、サイズ、色の三種のグラデーションが重なり合う豪華なネックレスです。〜

前回に引き続き“糸替え”という仕事の職人技についてご紹介しましょう。

ネックレスとひとことに言っても、チョーカーのようなシンプルなものから、美しくデザインされた留め金や、ダイアモンドや色石を使ったパーツを組み込んだ豪華なものまで、ネックレスの形はさまざまです。
まずは写真のネックレスをご覧ください。
シンプルな一連のネックレスとは異なり、このようなボリュームのあるネックレスを作り上げるには数え切れないほどの工程があります。真珠はそのデリケートな性質のため、細工の工程の中でも最後にセッティングされます。なかでも「連組み」といって出来上がった留め金やパーツの間に真珠を並べて糸を通し、ネックレスとして美しい姿にまとめあげる糸替え専門スタッフの手による作業で、ネックレスは完成します。
デザイナーのイメージ通り、ネックレスとして身体のラインにきれいに沿うように、また留め金などがきちんと機能するように、真珠のサイズや数を整え、長さをきめて組み上げていく糸替えの技は、ネックレスの仕上がり全体に大きく影響します。

ミキモトの伝統的な糸替え技術の素晴らしさは、古いカタログ「真珠」で紹介されているネックレスにも発揮されています。写真のネックレスの二連部分は、内側と外側の長さが異なります。細工したパーツがきれいにおさまり、真珠が重なったりたるみが出たりしないよう、また、なによりも装ったときに真珠の連なりが美しく見えるように真珠を選んで組み上げていくのです。
糸替え専門スタッフによるこの工程は、昔からミキモトが培ってきた豊富な経験と熟練した技術の継承から成り立っていることがわかります。いかに調和のとれた美しいネックレスに仕立てるかは、この糸替え専門スタッフの腕にかかっています。

〜ミキモトが提案する新しいスタイルのパールネックレス。今までにない、服を纏うように装うネックレスです。〜

最近ではいろいろなスタイルにデザインされたネックレスも登場しており、新しい糸替えの方法などにチャレンジすることも多くなってきました。現在もそのたびに試行錯誤が繰り返されています。ミキモトがネックレスを広く普及させ、様々なスタイルを提案することができたのは、この専門スタッフの見えない手仕事があるからです。
ミキモトといえば誰もが思い浮かべる真珠のネックレス。このジュエリーの存在を昔も今も支えているのが、糸替えの仕事と言っても過言ではないかもしれませんね。