SKIP TO CONTENT

MIKIMOTO History

1893年、創業者 御木本幸吉は、世界で初めて真珠の養殖に成功しました。
この偉業によって、それまで偶然の産物でしかなかった真珠は世界のすみずみにまで、その美しさを広めることになったのです。
以来、ミキモトは「世界中の女性を真珠で飾りたい」と願い続けた御木本幸吉の思いを受け継ぎ、一世紀以上の歳月を美のために捧げています。

世界で初めて真珠の養殖に成功

ミキモト創業者の御木本幸吉は1858年(安政5年)1月25日、志摩国鳥羽町に誕生しました。故郷・伊勢志摩の海で天然真珠を採るために乱獲され減少していたアコヤ貝の保護と増殖、さらに真珠の養殖を決意し、相次ぐ赤潮の被害や資金難を乗り越え、1893年(明治26年)7月11日に鳥羽の相島(おじま、現:ミキモト真珠島)にて、世界で初めて半円真珠の養殖に成功しました。

それまでの真珠は、天然の真珠母貝から採取されるケシと呼ばれる真珠が大部分であり、採取も不確かなものでしたが、幸吉は母貝であるアコヤ貝そのものの養殖から始め、人為的に真珠をつくり出せるようにしたのです。
その後、1905年(明治38年)には真円真珠の養殖に成功し、黒蝶真珠や白蝶真珠の養殖にも取り組みました。

ミキモトパールの名は世界へ

1899年(明治32年)には、銀座に日本で初めての真珠専門店「御木本真珠店」を開設し、日本における近代宝飾産業の礎を築きました。幸吉は早くから海外にも目を向け、真珠の魅力を多くの人々に伝えるために、1893年(明治26年)のシカゴでのコロンブス万国博覧会をはじめ、世界各国で開かれる博覧会へ養殖真珠を使った工芸品などを出品しました。また、1913年(大正2年)のロンドン支店開設を皮切りにニューヨーク、パリなど国際的に事業を展開。世界中にミキモトパールを供給し、養殖真珠の代名詞として、また日本の文化としてその名を浸透させました。

品質とデザインを追求するミキモトスタイル

幸吉は日本の伝統的な技術とヨーロッパに伝わる技巧を合わせたオリジナルデザインの開発と装身具技術の発展を目指して、いち早く側近たちをヨーロッパに送り、1907年(明治40年)には日本初の本格的な装身具加工工場「御木本金細工工場」を開設しました。
世界で唯一とも言える、高品質な商品を追求するための生産から販売までの一貫体制はこの時に確立され、以後今日に至るまで、ミキモトのこの姿勢はかたくななまでに受け継がれています。そして、1924年(大正13年)には、確かな技術が認められ宮内省御用達の栄に浴し、宮中御用装身具の一切を謹製する宮廷宝飾店に発展しました。

グローバルな展開

1972年(昭和47年)には社名を株式会社ミキモトへ変更し、ダイアモンドや色石などの貴石商品の拡充を図るなど、総合宝飾店として現在に至っています。本店(銀座4丁目)を中心に国内はもとより、ニューヨーク五番街、パリ・ヴァンドーム広場、ロンドン・ニューボンドストリートなどにも出店をはたし、文字通り世界の一流宝石店として高い評価を得ています。

1893年

半円真珠の養殖に成功

御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功

1899年

御木本真珠店開設

京橋区弥左衛門町(現・銀座4丁目並木通り)に御木本真珠店開設

1905年

真円真珠の養殖に成功

半円真珠の発明から10年以上の歳月をかけて、完全な球体をもった真珠の発明に成功した。

1906年

御木本真珠店、銀座4丁目(現・中央通り)に新築移転

銀座の中央通りに面した白い石造りの洋館は、「真珠色の店」と称され、その斬新さでひときわ注目を集めた。

1907年

御木本金細工工場開設

東京・築地に日本初の本格的な装身具工場、御木本金細工工場(現ミキモト装身具)を開設。

1908年

カタログ「真珠」を創刊

カタログ「真珠」は単に商品を宣伝するというだけでなく、装身具の歴史や文化といった総合的な観点から編集された今日でいう商品カタログ。明治41〜昭和13年に渡り刊行。

1913年

ロンドン支店開設

早くから海外に目を向け、イギリス・ロンドン出店を皮切りに世界各地に店舗を開設していった。

1924年

宮内省御用達の称標許可

1924年

パリ裁判

養殖真珠は偽物であるとしてパリで排斥運動が起きたが、学者たちの学会論文や著書により、養殖真珠は天然真珠と変わらないものであると証明された。

1927年

ニューヨーク支店開設

ニューヨーク支店のあった五番街のデルモニコビル

1928年

パリ支店開設

パリに拠点を構える。看板の店舗名は後に修正された。

1932年

粗悪真珠の焼却

幸吉は神戸商工会議所前で粗悪真珠を焼却し、日本の真珠の品質を守ることを国内外にアピールした。

1937年

パリ万国博覧会に帯留「矢車」を出品

帯留や簪など12通りもの使い分けを可能にした、ミキモトを代表する多品種兼用機能の帯留

1951年

昭和天皇が多徳養殖場を行幸

1965年

香港に御木本真珠寶有限公司を設立

香港の百貨店レーンクロフォードとの合弁会社、御木本真珠寶有限公司を設立する

1966年

「日本さくらの会」にクラウン寄贈

第1回さくらの女王選出大会開催

1973年

「PARIS VOGUE」でミキモトの特集記事掲載

「ミキモトパール」は高い評価を得て、1973年(昭和48年)国際的なファッション誌「パリ・ヴォーグ」の9月号ではミキモトの特集記事が掲載された。

1974年

銀座4丁目 本店ビル 完成

1986年

パリ・ヴァンドーム広場に店舗をオープン

1995年

ロンドン・ニューボンドストリートに店舗をオープン

1995年

ニューヨーク店を5番街の現在の場所に移転

2004年

中国初の直営店、上海店をオープン

2007年

福岡県相島(あいのしま)にて新たな養殖事業を開始