真珠を育む海と共生するために
MIKIMOTOでは独自に真珠の研究を行うだけではなく、海洋に関する研究に取り組む研究者たちもサポートしています。

公益信託ミキモト海洋生態研究助成基金
1992年(平成4年)7月に発足した「公益信託ミキモト海洋生態研究助成基金」。潮間帯(高潮線と低潮線との間の海岸)から浅海にわたる海域に生息する生物や、生息環境、生態の保全のあり方に関する調査研究を行う、研究者や研究チームをサポートしています。

ミキモト・モース奨学金
日本に動物学を普及させるとともに、大森貝塚の発見など日本文化の研究に携わり、東京大学三崎臨海実験所設立にも貢献したエドワード・モース博士と、養殖真珠を発明したMIKIMOTOの創業者 御木本幸吉の功績を讃えて名づけられた「ミキモト・モース奨学金」。日米の若手研究者交流の活発化を図り、海洋生物研究を発展させるための奨学金制度として2013年(平成25年)に設立されました。
MIKIMOTOが真珠研究所分室を置く東京大学三崎臨海実験所と、ワシントン大学フライデー・ハーバー臨海実験所の学生と研究者を対象とし、毎年行われる国際合同臨海実習の開催に役立てられています。
芸術と文化を通じて美しい未来を創造する
人々の心や生活を豊かにする宝飾品を扱う企業として、芸術や文化と深く関わる活動をサポートしています。

アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)
アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)は、アメリカおよびアジア諸国におけるビジュアル、パフォーミングアーツの芸術家や専門家を対象に、国際文化交流活動を支援する非営利財団です。主に個人を対象に助成を行い、各々の目的にあった活動支援により、その才能の育成や芸術文化の発展、国際理解や尊敬の促進に寄与しています。2015年(平成27年)よりMIKIMOTOはこの活動をサポートしています。

中央公論文芸賞/谷崎潤一郎賞
1962年(昭和37年)の第1回女流文学賞より協賛。現在では賞の名称などが変わり、第一線で活躍する作家の優れたエンターテインメント作品に贈られる「中央公論文芸賞」、時代を代表する優れた小説・戯曲に贈られる「谷崎潤一郎賞」の2つの文学賞の受賞者にオリジナルジュエリーを提供しています。

装苑賞
ファッション誌「装苑」の創刊20周年を記念して、1956年(昭和31年)に創設された日本を代表するファッションコンテスト。世界のトップデザイナーを多く輩出するこのコンテストで、MIKIMOTOは1979年(昭和54年)より、若く才能にあふれた受賞者にジュエリーを提供しています。